令和4年になりました。
真庭道院も昨年10月より9年目を迎えています。この間、道院を設立して無我夢中で運営を行ってきました。多くの皆さんの協力を得て、現在の真庭道院があります。
昨年は、一昨年から続くコロナ感染症の影響もあり、少林寺拳法全体の活動が思うようにできず、拳士のやる気を引き出すことに苦慮した年でした。現在は、オミクロン株の広がりがじわじわと感じられる報道もあり、かなり不安であります。
少林寺拳法を修行する拳士の数は減少傾向が続いておりますが、真庭道院の拳士数はこのところ横ばいであり、修行を継続、あるいは新規ご入門してくださった皆さんには感謝しかありません。
しかし、中身が無い修行であればいつか人は去ってしまうことになります。問題は拳士の数ではなく、やはり修行をやってよかった、と思えるような道院活動にする必要があります。
その為我々指導者は、常に自己研鑽をしなくてはなりません。年明けという節目のこの時期にいつもこのことを考えます。
今年も、脚下照顧を忘れず、魅力ある道院づくりに邁進する覚悟です。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
金剛禅総本山少林寺 岡山真庭道院 道院長 黒田 靖